【よくあるお問い合わせ】ビューローとはどういう家具ですか?

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ビューローとはどういう家具ですか?

ビューローとは?歴史が育んだ「書斎の宝石」アンティークビューローの魅力

アンティーク家具を探していると、「ビューロー(Bureau)」という言葉をよく耳にします。
しかし、これは単なる机ではありません。
今回は、一台で何役もこなす、歴史と機能美を兼ね備えたビューローの魅力と、現代の暮らしへの取り入れ方をご紹介します。

ビューロー(Bureau)とは何か?

ビューローとは、主に「書き物をするためのデスク機能」と
書類や小物を収納するチェスト機能」が一体となった家具のことです。
イギリスやフランスを中心に、17世紀頃から発達しました。
その名前は、フランス語で「分厚い布地」を意味する言葉に由来しており、
初期は書き物をする際に天板に敷いていた布のことを指していました。

【ビューローの主な構造】
ビューローの最大の特徴は、「ドロップフロント」と呼ばれる構造にあります。
これは、垂直に立っている扉や引き出しの前面部分が手前に倒れることで、そのまま書き物をするためのデスク天板になる仕組みです。
限られたスペースでも本格的な書斎スペースを確保できる、理にかなったデザインです。

そして、その天板を開くと、内部には小さな引き出しや棚が多数配置された「秘書箱(ピジョンホール)」が現れます。
手紙や文具、大切な書類などを整理したり、作業が終わればすべてをスマートに隠すことができる、アンティークならではの工夫が詰まっています。

さらに、下部には大きな引き出し(チェスト)が付いており、衣類や書籍、書類などを収納できます。
この「デスク+収納」の複合構造こそが、ビューローの抜群の収納力と機能性を支えています

なぜアンティークのビューローが愛されるのか?

アンティークのビューローは、その実用性だけでなく
デザインの美しさや品質の高さから、今も多くの人々に愛されています。

・上質な素材と意匠
マホガニーやオークなどの銘木が使われ、その時代の職人による繊細なインレイ(象嵌細工)や彫刻が施されています。

・隠されたプライベート空間
ドロップフロントを閉じれば、デスク周りがすべて隠れ、突然の来客時でも生活感を簡単になくすことができます。

・多様な用途
ご自宅用・・・パソコン作業や書き物のデスクとして。また、裁縫や趣味を楽しむためのテーブルとしても活躍します。
店舗用・・・華やかなデザインは、レジ台やディスプレイを兼ねた収納家具としても最適です。

まとめ

単なる「中古」ではなく、「価値あるデザイン」を日常で楽しむこと
それがクラシックデモダンの提案する「アンティーク家具」です。

クラシックデモダンでは、イギリスやフランスのアンティーク家具・ビューローを扱っております。
もしよろしければ、チェックしてくださいね。

アンティーク家具・ビューロー 一覧はこちら

この記事を書いた人

cla-labo Sato

アンティーク家具を店頭にてご紹介して数十年。様々なアンティーク家具を見てきましたが、一度も飽きたことがありません。ひとつひとつ個性があるのがいいですよね。

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