【成功しているお店の共通点】お店の演出や舞台演出などにお勧めのプルピット

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プルピット(pulpit)って何?

プルピット(Pulpit)とは、教会で説教を行うために使われる、一段高くなった演壇や説教壇のことです。
多くの場合、教会の身廊(会衆席)が見渡せる位置に設置され、説教者が会衆に向かって神の言葉を語るための重要な場所となります。

プルピット(Pulpit)の特徴

プルピット(Pulpit)の特徴は

● 会衆からよく見えるよう、階段などで一段高くなっています。
● 木彫りや石造りなど、精巧な装飾が施されていることが多く、芸術的な価値も高いです。
教会の建築様式に合わせて、様々なデザインがあります。
● 説教者が聖書を置く台(リーディングデスク)が備わっているのが一般的です。

現代では、教会だけでなく、大学の講堂などで講演者が使用する演壇を指すこともありますが、基本的には教会の説教壇を意味します。

プルピット(Pulpit)の特徴を活かしたコーディネート

教会で説教台として使われるプルピット(Pulpit)は、その歴史と威厳ある佇まいから、インテリアとして取り入れることで、お部屋に他にはない荘厳で知的な雰囲気を演出できます。
単なる家具を超えた存在感を放つプルピットを主役にした、特別な空間づくりをご紹介します。

1. プルピットが放つ「存在感」を活かす
プルピットは、本来が公の場で使われるために作られたものですから、一点置くだけで空間の「顔」となります。

リビングや書斎、あるいは広いエントランスの最も目立つ場所に配置することで、空間全体の雰囲気を決定づけるフォーカルポイント(焦点)になります。
自然と視線が集まり、会話のきっかけにもなるでしょう。

精巧な彫刻や重厚な木材で作られたプルピットは、長い歴史と品格を空間にもたらします。
まるで美術館や歴史ある図書館のような、知的なオーラを放ちます。

2. 「見せるディスプレイ」で知性を深める
プルピットは、その構造上、上部に広い面を持つため、ディスプレイ台としても非常に優れています。
聖書が置かれていた場所に、アンティークの地球儀や、革装丁の古書、地球儀、航海図などを広げれば、知的好奇心を刺激する空間になります。
まるで探究者の書斎のような雰囲気を演出できます。

3. 多様な空間への意外なマッチング
プルピットは教会家具ですが、意外にも様々なインテリアテイストに馴染ませることができます。
本来の文脈であるクラシックやアンティークな空間にはもちろん完璧に調和します。
重厚な木製家具やベルベットのソファ、暖炉などと組み合わせることで、英国のカントリーハウスや古い邸宅のような雰囲気を作り出せます。

また、シンプルでモダンな空間にあえてプルピットを置くことで、強いコントラストが生まれ、空間に深みと個性を加える「外し」のテクニックとして機能します。
無機質な空間に、温もりと歴史という異質な要素が加わり、見る人をハッとさせるような魅力が生まれるでしょう。

まとめ

プルピットをお部屋に取り入れることは、単なる家具の配置以上の意味を持ちます。
それは、空間に歴史の息吹と知的な深み、そして何よりも「物語」を紡ぎ出すことです。ぜひ、あなたのお部屋にプルピットを迎え入れ、特別な空間を演出してみてください。

今回紹介した プルピットは、こちら
アンティーク・プルピット

 

この記事を書いた人

cla-labo 84

ヨーロッパクラシック建築や家具に惹かれて早や17年、アンティーク家具やアンティークテイスト家具に囲まれて仕事ができて幸運な毎日。

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