憧れの猫脚テーブル
日々の暮らしの中で、ふと視線を落とした先に美しい曲線の家具がある。
それだけで、住まい全体の品格が一段上がったように感じられるものです。
アンティーク家具の中でも、
ひときわ優雅で女性的な魅力を放つのが「猫脚テーブル」。
今回は、その代名詞とも言える意匠
「カブリオールレッグ(Cabriole leg)」に焦点を当て、
大人の住まいに相応しい選び方と魅力をご紹介します。
カブリオールレッグとは?その由来と造形美
「猫脚」の正式名称であるカブリオールレッグは、
18世紀初頭のヨーロッパ(特にフランスのロココ様式やイギリスのクイーン・アン様式)で
流行した脚部デザインです。
語源は、フランス語の「cabrioler(山羊が跳ねる)」が由来とされており、
動物のしなやかな脚の動きを模したS字型の曲線が特徴です。
上部が外側に膨らみ、下部が内側へ向かうこの曲線は、
重厚な天板を支えながらも、
空間に軽やかさとエレガンスをもたらします。
伝統的なアンティークでは、
足先(フット)の形にもこだわりがあり、
ライオンの足や鳥の爪が球を掴む「ボール&クロウ」など、
様式によって多様な表情を楽しめます。

スタイル別・猫脚テーブルの楽しみ方
猫脚テーブルと一口に言っても、その種類は多彩です。
あなたのライフスタイルに合う一脚を見つけてみましょう。
◆コンソールテーブル
壁際に置くコンソールテーブルにカブリオールレッグが組み合わさると、
そこは一瞬にして「ギャラリー」へと変わります。
玄関ホールでの鍵置き場として、
あるいはリビングの壁面に花瓶やアートを飾る飾り棚としてお使いいただけます。
繊細な彫刻が施された猫脚は、空間に奥行きと華やかさを与えます。

◆ダイニングテーブル
家族や友人が集うダイニングテーブルに猫脚を取り入れると、
クラシックで落ち着いた「英国貴族の食卓」のような雰囲気が生まれます。
直線のテーブルにはない柔らかさが、食事の時間をより優雅に、
リラックスしたものにしてくれるはずです。

◆ティーテーブル・コーヒーテーブル
3本足や4本足の小ぶりなティーテーブルは、
カブリオールレッグの美しさが最も際立つアイテムの一つです。
ソファの横に置くだけで、自分だけの「至福の特等席」が完成。
コーヒーカップを置くその所作までも、
自然と美しく見せてくれる不思議な力があります。
ダイニングルームはもちろん、
リビングでブックケースやコレクションボードとして使うなど、重厚でシックな空間作りに最適です。

現代の住まいに馴染ませる「大人の審美眼」
アンティーク・カブリオールレッグの家具を、
現代的なマンションや住宅に取り入れる際のポイントは
コントラスト」です。
直線的なモダンソファにあえて1点だけ猫脚のサイドテーブルを合わせるミックススタイル。
この「崩し」こそが、大人が楽しめる高度なインテリア・テクニックです。
まとめ
カブリオールレッグのテーブルは、単なる家具の枠を超え
所有する喜びを感じさせてくれる「芸術品」です。
長い年月を経て愛されてきたその曲線には、
流行に左右されない本物の価値が宿っています。
あなただけの物語を紡ぐ「理想の一脚」を、ぜひ見つけてみてください。
今回紹介した商品を含んだ一覧は、こちら
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